住居
キャンパスにはExpansielと呼ばれるMBA/Ph.D.生用の住居と、Residenceと言われるグランゼコール、MiM、MSc(修士)生がメインで住む住居があり、多くのMBA生はExpansielまたはその向かいにあるResidenceに居住します。いずれのタイプも、ひとり暮らし用の部屋と家族向けの部屋が用意されています。
キャンパス内には食堂やカフェがあり、朝食はクロワッサン・パンオショコラを食べたりコーヒーなどを飲むことができ、昼食・夕食も充実しています。またExpansiel内の共有スペースでは、各種イベントやカクテルパーティーなども行われます。
よくあるHEC Paris生の居住パターンとして、①授業数の多いTerm1,2はOn Campus、②フレキシブルになるTerm3以降はパリ市内に住むというものがあります。HEC Parisはパリの中心部から自動車でも30分、電車で1時間程度かかるため、大都市が近くにありながらOn Campusに住む学生も割合が高いのも特徴です。なお、HEC関係者にはキャンパスとパリ市郊外とを結ぶ無料シャトルが用意され(1時間に1本程度)、パリへのお買い物にも便利です。
<Expansielに関する卒業生のコメント>
HECはキャンパス内に居住施設があり、MBA生にはExpansielという建物が割り当てられています。MBAに所属する学生の多くがExpansielに居住しています。授業が行われるMBAビルディングはキャンパス内を歩いて2〜3分のところにあり、また朝昼晩の食事もキャンパス内の食堂でとることができます。寝る時間以外、平日は朝の授業から夜のグループワークまでずっとクラスメイト達と過ごし、毎食事を共にとり、週末も彼らと一緒にパリ中心部やベルサイユ、学期の合間の休みには周辺の欧州諸国などに遊びにいき、文字通り朝から晩までともに過ごしたことは掛け替えのない経験となりました。
日本で過ごしていては決して感じることのできない、海外の人材との微細な文化の違いや考え方の違いを、ときに嫌というほど実感し、それらにどう対応したら良いかを毎日考えさせられ、試行錯誤してきたことは、MBAの多くの経験の中でも特に貴重な経験となりました。HEC Paris MBAのおかげで世界各国から集まったクラスメイトとこれだけの時間を共有し、一生付き合っていくであろう仲間と本当に深い関係を築くことが出来ました。
(Class of 2013)
食事
近年HEC PARISの食事事情が改善されたと言われており、選択肢が広がったことがその要因と考えられます。
(新しく入学した側からすると、どれだけ恩恵を受けているのか分かりづらい部分もありますが…)
①カフェテリアの利用
キャンパス内にカフェテリアがあり、そこで昼夜と食事をとることができます。
魚、肉、ベジタリアン、アジアと何種類かの中からメインを選びます。サラダバー、ケーキ、ヨーグルト、フルーツ、バケッドなども選べます。昼と夜もそれぞれ€5-7程度で食べられます。
また、カフェテリアの裏手にあるGustaveというおしゃれな食事スペースが最近オープンし、食事のほか、カフェスペースとしても利用できます。
②MBA Building内カフェの利用
MBA building内のカフェでもクロワッサンやサンドイッチなどの軽食を取ることができます。価格は€5程度です。
③近隣施設の利用
「Auchan オーシャン」と読みます。フランスでも一、二を争う大手スーパーチェーンで、キャンパスの目の前に大型店舗があります。
食品はもちろんのこと、ワイン・ビール、ティッシュや洗剤などの日用品から、T-falのフライパン、証明写真の機械まで揃っており、生活必需品は揃っています。なお日本食もカップラーメン、のり、醤油などの商品が常時おいてあります。HEC生のキャンパス在住組なら、1週間のうち1回は必ず立寄るのではないでしょうか。
また、キャンパス裏には牧場の直売所があり、美味しい牛乳やチーズ、野菜をいつも販売しています。歩いていくには少し不便なので、車を持っている友人に乗せてもらって行くことをお薦めします。キャンパスのある丘を下ってJouy en Josasの街にあるパン屋も好評です。
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他にもHEC PARISにはシャトー(城の意味ですが日本で言うお屋敷・邸宅のようなもの)で食事ができたり、平日昼間はフードトラックがキャンパス内に来ていたりします。
夜はクラスメイトとベルサイユやパリ中心まで食事に出かけることも多いです。
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